レポート:アートエバンジェリスト 広瀬 憩

9月10日「神社散策事始め ~明治神宮の森と歴史~」ツアーは
台風と秋雨前線の合間に天気にも恵まれ、無事開催となりました。

このツアーは明治神宮の歴史を知り、鑑賞ポイントを知ることで今後どの神社への参拝も楽しいものにしてほしい、という趣旨で企画したものです。
当日は大安の土曜日だったこともあり、
観光客のほかにも神前式参列者などたくさんの人でにぎわっていました。

明治神宮は2020年に「鎮守100年」の節目を迎えるためにあちこちで補修工事が行われており、一部通行止め区画もありましたが、参加者の方々は森の参道をぶらぶら歩いたり、自由に写真を撮ったりして、ゆったりと説明を聞いていただけたと思います。

このツアーでは明治神宮の成り立ち、神道の歴史や菊紋、天皇制の説明を行い、
次回開催の東京オリンピックや、原宿近辺の関連する場所(表参道、外苑など)の話題にも触れました。
その他、鳥居や神社建築の分類、屋根の素材、神職の袴の色、絵馬などどこの神社でも目にするものについての解説もしました。
今回、アシスタントを担当したAE古市の私物iPadを使用しながら写真の提示もしていきました。
明治神宮の森の計画的な植林や、社殿も2代目ということもあり、昔の社殿や参道の写真で創建当初と今の状態を比較してもらったり、また神社の屋根に使用される檜皮葺という屋根材の説明も画像を使い、拡大しながら細かく見てもらったり、明治神宮にはないものでも神社によく見かけるものの説明でも写真を見せて説明できたので、このツールは非常に有効でした。

社殿の方では修復工事中だった南神門も、ちょうど2日前に覆いが取れて、屋根の葺いたばかりの銅板が見られました。周辺の緑色の屋根の銅板と両方を見られたのはラッキーでした。

神社のことを少し知っていると鳥居の前に立つだけでテンションが上がってきます。
この気分を少しでも多くの人に知ってもらいたい。
今回そんな気持ちで企画しましたが、今回参加の方々も、伊勢神宮でご祈祷された経験もある方で、説明の合間に質問や体験談など入ってきてくださったので私としましても大変楽しかったです。本当にありがとうございました。
またそれ以外でもこの企画がきっかけでたくさんの人と知り合うことができ、貴重で大切なツアーとなりました。
また再度開催できればと思っています。