レポート:AE 柿沼 幸恵

一気に肌寒くなった秋。食欲の秋、芸術の秋ということで、《美味しいごはんとアート》シリーズ企画を10月28日(金)に行いました。
第2回目の今回は、ちょうど上野の東京都美術館で【ゴッホとゴーギャン展】、上野の森美術館で【デトロイト美術館展】を行っていることもあり、有名で人気の高いゴッホとゴーギャンに注目してお話しさせて頂きました。

この企画は《美味しいごはん》も重要なテーマであります。
ゴッホゆかりの土地であるオランダや、ゴーギャンといえばタヒチを思い浮かべますが、オランダ料理やタヒチ料理のお店は都合が合わず、今回はゴーギャンの生まれたフランス・パリにちなんでエスプリのきいたお店、【Brochette】に決めました。
こちらは銀座鳥繁3代目がパリにあるかのような焼鳥屋さんをプロデュースしたお店です。飯田橋にお店を構えているのですが、場所柄か店内にはフランス語でメニューが表記されていたり、フランス人のスタッフの方がいたり、焼鳥屋さんなのにお洒落な雰囲気のお店でした。女性客が多く、金曜日ということもあってすぐに満席になってしまう人気のお店のようです。
今回もコース料理をお願いしたので、楽しくおしゃべりしている間に、タイミングよく美味しいお料理が運ばれて来ました。更に食べ方などもアドバイスしてくださるなど、とても親切なお店でした。

次々と運ばれてくる美味しい焼鳥♪

次々と運ばれてくる美味しい焼鳥♪

しめは特製炒めごはん(カレー風味)とスープ♪

しめは特製炒めごはん(カレー風味)とスープ♪

賑やかな店内、ガールズトークで盛り上がったところでそろそろアートの話でも・・・という流れになりました。
そもそもこの企画は、普段アートに慣れ親しんでいない人でも、ちょっとアートについて学んでみて、少しでも好きになってもらいたいというのが目的です。
難しく考えず、構えずに、フランクにやりとりしたいので少人数で開催しています。
今回は時々一人でも美術館に行く方と、詳しくはないけれどちょっとアートが好きという方が対象でした。その為、まずは展覧会で見ることのできる作品の紹介と、作家であるゴッホ・ゴーギャンについて自作の資料をもとにお話しさせていただきました。

ゴッホとゴーギャンの資料の一部♪

ゴッホとゴーギャンの資料の一部♪

まずは作家の作品をみて自分たちがどう思うのか・・・好きか、嫌いかでも良いので、素直に作品を楽しんでもらいます。
また、ゴッホやゴーギャンはとても有名なため、これまでに何点か作品をみてきていると思うので、それらの作品がどの時期に描かれたのかがわかるような資料を作成しました。
特に、東京都美術館展の【ゴッホとゴーギャン】展では彼らの交流や初期から晩年までの軌跡が紹介されているので、経歴や面白エピソードを交え、思い込みの激しいゴッホ(=純粋で一生懸命になりすぎちゃうゴッホ)・自己中心的なゴーギャン(悪口ではありません)という個人的な視点も入れてみました。突っ込みどころ満載の二人のエピソードは、“女子会”ネタにはピッタリでした。

「ちょっと気になっていたから、行ってみようかなぁ」とか、「ゴッホって有名な人だよね、こんなとこあったんだ・・・」とかのコメントを頂き、アートな女子会は無事終了しました。

個室ではなかったので、ちょっと恥ずかしかったです…(^_^;)

個室ではなかったので、ちょっと恥ずかしかったです…(^_^;)

「名前は聞いたことがある」「この絵は見たことがある」という作家や作品も、彼らがどのような時代に生きて、影響し合ったのかを理解することで、より一層深く作家や作品と向き合うことができます。
この企画で一緒に学ぶことができて、私もまた更に彼らの生きた時代の画家達に興味が湧きました。
今後もこのような楽しい企画を行っていきたいと思います。
ご参加頂いた方、ありがとうございました。