アートには作品の数だけ物語があります。もちろん、建築物というアートにも。

春はサクラの薄紅色、秋にはイチョウの鮮やかな黄色に彩られる上野恩賜公園。明治6年に日本で初めての公園として開園したこのエリアには、国内最古の博物館である東京国立博物館をはじめ、多くの美術館や博物館が建てられています。

各施設で魅力的な企画展が開催され、常時賑わいを見せる上野の森ですが、美術館や博物館の外側、つまり建物そのものにも、あまり知られていない魅力的な物語が隠されていることをご存知でしょうか。

幼い頃、母に手を引かれてやってきた上野の森でゴッホやピカソの名画に出会って以来、上野の森は私に新鮮な感動を与え続けてくれています。展示内容は変わっても、いつも同じ顔で迎えてくれる美術館。その建物を建築というアートの目線で眺め、建物が持っている歴史を知ってからというもの、さらに上野の森に愛着が湧いてきました。

トーハクこと東京国立博物館の本館。平成13年に重要文化財に指定されました。昭和13年に建てられたものですが、そのデザインを批判する建築家が多かったそうです。その理由とは?

トーハク本館のデザインコンペで最終まで残って落選した建築家が手がけた建物が同じ上野の森の中にあるのですが、それは一体どれでしょう?

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出典:ウィキペディアより

国立西洋美術館の前庭の床には、よく見ると部分的に色が違う石が使われています。これにはある建築家からその師匠へのメッセージが込められているのですが、そのメッセージとは?

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出典:ウィキペディアより

今回のアートサプリウォークは、上野の森に佇む美術館や博物館の建物と建物のつながりや、その裏にある人と人とのつながりを発見して楽しむことを目的としています。
建物が語ってくれる物語を聞きに、一緒に上野の森を歩いてみませんか?
きっと、もっと上野の森が好きになる。そんな新しい発見があなたを待っていますよ。

アートエバンジェリスト 伊藤 絢
今回のアートサプリウォークでは、いつもと違った美術館や博物館の楽しみ方をご提案できたらいいなと思っております。
上野の森でお会いしましょう!

アートサプリウォーク(上野エリア:2016年2月13日(土)開催)申込受付