AE-Salon事務局

2016年3月2日にアートエバンジェリスト協会 公式イベント「2015年度 アートエバンジェリスト協会カンファレンス & 交流会」を開催しましたので、当日の様子を含め、ご報告いたします。
今年度は、アートエバンジェリスト協会設立年度にあたり、まだ発足して間もない状況ではありましたが、本カンファレンスには、本年度アートエバンジェリスト認証を受けた方はじめ、一般の方も多数ご参加頂きました。本年度カンファレンスは、“アートを伝える魅力”をテーマとして、現在第一線でご活躍中の2人の方を招聘し講演を頂きました。

00_misawa02最初にアートエバンジェリスト協会運営事務局より本年度の活動報告がありました。アートエバンジェリスト協会は2015年8月発足以来、アートエバンジェリストの育成をはじめ、認証者の活動においてさまざまな支援を行ってまいりました。現在では、多数のアートエバンジェリストの方が協会公式イベント「アートサプリウォーク」を始め、アートの楽しさや感動を伝える活動を始めています。

 

02_tony続いて、最初の講演では、現在「アートを伝える」を仕事にされ、TVや新聞などの様々なメディアに登場されている、アートテラー・とに~氏からお話しを頂きました。とに〜氏は、吉本芸人としてデビュー、その傍ら、mixi日記で書いていたアートのコラムが、じわじわと人気に。2006年11月、横浜美術館でトークイベントを実施したところ、その独創的な切り口と巧みな話術が大人気になり、その後、芸人活動は引退し、日本で唯一のアートテラーとして、広くトークイベントやアートツアーを手がけ、アートの楽しさを語り続けていらっしゃる異色の経歴をお持ちです。とに〜氏は、2016年3月よりアートエバンジェリスト協会スーパーバイザーとしてアートエバンジェリスト人材育成アドバイザー他、各種協会プログラムへのご協力を頂く予定です。

講演冒頭では、愛知県下小学校におけるアートを学ぶ授業を担当された時のお話しを頂きました。子供たちにアートの楽しさを知ってもらうため、名画に吹き出し枠を設定し、事前宿題として、子供たちに思ったことを自由に吹き出し内に書いてもらい、それをとに〜氏が紹介するといったプログラムです。子供たちのみならず、普段アートに触れていない大人でも楽しめるコンセプトで企画、一貫して「アートに興味のない方にもアートの楽しさを知ってもらう」ことに主眼をおいた、とに〜氏ならではの活動の一端を感じることができる内容でした。
続いて、とに〜氏自身が、初めてアートに触れるきっかけとなった出来事から始まり、芸人としてのキャリアから一転、アートテラーとしての道でやっていくことを決め「毎週末アートツアーを行う!」ことを自ら課し、今まで続けていらっしゃるとのこと。ご自身が、今に至るまでに辿られた経緯、その過程で感じた思い、決意など、アートエバンジェリストとして今後活動されようとしている方にとって、非常にためになるお話し頂きました。

02_arai次の講演は、アートエバンジェリスト協会 会長であり、自らもアートエバンジェリストとして活動中の新井まる氏から、ご自身が企画運営されているアート専門Webマガジン「 girls Artalk(ガールズアートーク) 」の立ち上げのきっかけから、今に至るまでの経緯についてお話しをお伺いしました。

新井まる氏は、イラストレーターの両親のもと、幼いころからアートに触れ、強い関心を持っていられたとのこと。大学卒業後、広告代理店・ECサイト営業を経た後、自ら 世界37カ国の美術館やアートスポット、アートイベントに足を運び、日本でのアートが浸透されてない実情を実感されたとのことです。これら経験を含め、日本のアート業界活性に寄与したいという強い思いを抱き、3年前に起業。
独立後、立ち上げられた「 girls Artalk(ガールズアートーク) 」は、「ガールズトークをするようにアートの話をしてほしい」そんな想いから生まれたアート専門Webマガジンです。各分野で活躍する女性ライターやモデルの方が、リアルな目線で情報を発信し、現在は、アート業界から注目を集めています。現在に至る経緯、誰も行っていない新規分野で事業を進める悩みと壁、さまざまな苦労話を含め、貴重なお話し頂きました。
最後に今後の抱負として、旧来のアート業界という枠を超えて、さまざまな分野・業界とのコラボレーションを行い、アートを楽しみ、感動を共有できる人の裾野を広げていきたいとの思いをお話し頂きました。

お二人のご講演に共通していたことは、まず、アートをよく知らない初めての方、アートを楽しむことへの敷居が高いとお感じの方へ、わかりやすくアートの楽しさや素晴らしさ、感動を伝えるということに主眼をおいて活動していらっしゃること、また、その活動を「継続」していらっしゃる点でした。自ら情熱と志を持ち、日々その目標に向けて、続けていくことは何よりも重要なことだと感じました。

お二人の活動は、アートエバンジェリストの活動理念と相通ずる点があり、アートエバンジェリストの方はじめ、ご参加いただいたすべての方にとって、多くの気づきを得られる機会であったと感じます。

06_aeconfkouryuカンファレンス終了後の交流会では、様々な情報交換はじめ、それぞれのアート関連活動など、ご歓談頂き、大変楽しいひとときとなりました。

とに〜氏、新井まる氏両名も列席いただき、ご参加頂いた皆様とのお話しに花が咲きました。

「アートが何故私たちに感動をもたらすのか?そもそもアートに触れる素晴らしさとは?」
アートエバンジェリストは、アートと人との架け橋となることを使命として、さまざまな場面で活動を始めています。

アートエバンジェリスト協会では、来年度に向け、さらにアート・感動を伝えることができる人材の育成に力を入れていく予定です。アートエバンジェリスト認証プログラムは、そのための最初の一歩となる資格制度になります。アートエバンジェリスト本科講座では、アートエバンジェリストして活動に必要となるアートが持つ魅力、アートから得られる感動を伝えるためにさまざまな知識・スキルを習得していきます。あなたも、この機会にアート・感動を伝える最初の一歩を踏み出してみては如何でしょうか?

AE-Salonでは、今後も現在活動中のアートエバンジェリスト紹介を始め、関連イベント・セミナーをご提供してまいります。